
子供がゲームや動画の時間が守れなくて、ついイライラしちゃう。
わかります、その悩み。きっと、ほとんどの親がそうだと思います。
ゲームや動画がやめれないだけではありません、
- 登校時間なのに、まだ用意が出来ていない。
- なかなか宿題を始めない
- 宿題を始めても、集中しないので、いつまで経っても終わらない
など、
子供が「やりたくない事はなかなか始めない事」、「始めてもなかなか終わらない事」にも、ついついイライラしてしまいます。
ですが、まず考慮していただきたいのが、子供も時間を守りたいが、守れないだけかもしれないという事です。
発達障害や自閉症などで時間の捉え方が苦手なのかもしれないし、発達速度は人それぞれなので、ゆっくりと時間感覚を身につけていくタイプということもあります。



我が家の息子は小学2年生なのですが、学校や家庭で時計の見方をいくら教えられても、「何時」と「何時間」の違いがよく理解出来ないようです。
なので、「あと何分」で「何時になる」という事を、時計を見ただけでは判断が出来ないので、本人が一番困っているようです。
僕も、時々折を見て、色々な方法で時計の見方を息子に教えるのですが、理解への道は険しそうです(^^;)



まあ、いつかは時計の見方がわかるようになるか。
と僕は気長に構えており、皆様にも、その子が持つ発達速度に合わせて気長に待っていただければ、と思います。
ですが、そうは言っても、子育ては毎日の事。
時間の事で、親子ともイライラしない工夫をするのは大切だと思います。
そこでオススメなのが、我が家でも毎日使っている「タイムタイマー」です!
この記事では、タイムタイマーを使うようになって良かった点、効果的な使い方などを紹介したいと思います!
タイムタイマーって?
「タイムタイマー」は、世界30ヶ国以上、販売実績20年以上の歴史あるTIME TIMER社の製品です。


こちらの「タイムタイマー」は、発達障害や、まだ時計が読めない子供を想定して作られており、残り時間が一目ではっきり分かるように作られています。
子供の時間感覚を養うためや、大人も職場での時間管理など、色々な用途で活躍するアナログタイマーです。
タイムタイマーの使い方
タイムタイマーの使い方はとっても簡単。
「真ん中にあるつまみを回し、赤い円盤を目的の時間に合わせるだけ。」


すると、時間が経過すると、残り時間を表す赤い円盤が少しずつ減っていき、
0の位置に来ると(赤い円盤が見えなくなると)タイマーが鳴ります。


アラームを鳴らさない設定も可能です。


タイムタイマーの良い点
① 操作がとっても簡単!
時間の設定が、「つまみを回すだけ」なので、子供でも簡単に操作できます。


ただでさえ、時間の管理として使う道具なのに、その道具に時間を取られては、子供はすぐにイヤになってしまいます。
タイムタイマーを使うまでは、デジタルのキッチンタイマーを使用していましたが、キッチンタイマーだと、ボタンを何回も押す必要があったり、ボタンを多く押し過ぎて設定したかった時間を過ぎて、またやり直したり・・・。
タイムタイマーなら、こんなプチストレスから解放されます。
時間管理だけでなく、良いことを習慣にするためには、なるべくシンプルで、アクションが少ない事が大事になります。
② 時計が読めない子供でも残り時間がわかる!(残り時間が見える!)
一目で残り時間がわかるという点が、タイムタイマーの最大のメリットだと思います。
- デジタルタイマーだと、時間や数字の感覚が苦手な子供だと、残り時間を理解するのに、時間が掛かってしまいます。大人でも、職場で使う時に、ほんのわずかですが集中が邪魔されます。
- 時計を利用すると、「あれ、何時から始めたっけ?」と、思い出すという行為も必要になり、余分なアクションが増えてしまいます。
それに比べて、「数字」や「時計の針(線)」ではなく、「赤い円盤の面積(面)」で、残り時間が一目でわかるというのが、タイムタイマーの良さです。
③ 秒針音(チクタク音)が気にならない静音設計
アナログタイマーなのに、静かな場所で耳を近づけないと聞こえない程度の音なので、勉強や仕事に集中したい時や、音に敏感な子供にも安心です。
そして、アラームも短く、「ピピッ、ピピッ、ピピッ、ピピッ」と4回鳴るだけなので、キッチンタイマーみたいにボタンを押すまで鳴り止まない、というストレスがありません。


タイムタイマーの効果的な使い方
タイムタイマーの効果的な使い方を説明します。
子供がタイムタイマーを使う時、最初の頃は、「タイムタイマーは楽しみを待つ為の道具」にします。
タイムタイマーを、「勉強時間の管理」、「YouTubeの制限時間の管理」、「ゲームの制限時間の管理」など、子供がいやがる事の管理に使うと、タイムタイマー自体をイヤになって、使いたがらなくなってしまいます。
そうではなく、
「あと何分で、ゲームしていいよ。」や、「あと何分で、YouTubeを見ていいよ。」とすると、子供は自らタイムタイマーのツマミを回して、楽しみに時間が過ぎるのを待っています。
そうする事で、タイムタイマーを使う事にも慣れて、タイムタイマーを習慣にする事が出来ます。
タイムタイマーは、子供がタイマーに管理をされてる、という意識ではなく、子供自ら、時間管理をしようとする意識を育てる道具なのです。
使い方の注意点
タイムタイマーを使い始めの頃は、子供がゲームをしていて、親がしばらく目を離してから、タイムタイマーを見ると、
まだ、こんな時間しか経ってなかったっけ?
という事がありました。
そう、親が見ていない隙に、ほんの少しだけ時間を戻しているのです・・・。(もう、今はしませんが。)
なので、オススメは、大人が見える距離に、タイムタイマーを置く事です。



まあ、そうやって、うまいことやるのも、子供の成長の一つかな、と思うのですが。
まとめ:タイムタイマーで時間管理力を育てよう!
この記事では、我が家で使っている時間管理のオススメアイテム、タイムタイマーを紹介しました。
親の役目は、子供を管理することではなく、子供の時間管理力を育てること。
その為に、「操作が簡単」で、「一目で残り時間がわかる」便利なアイテム、タイムタイマーを試してみては、いかがでしょうか?
この記事が、タイムタイマーの導入を検討されている方の参考になれば、幸いです!

