
子どもがゲームをやりすぎて困っている。
怒らずにゲーム時間を管理する方法があれば知りたいなぁ。
こんにちは、ユアンです。
うちの息子はゲームが大好き!
Nintendo switchが我が家にやってきてからは、もうゲームが楽しくて楽しくて、毎日コントローラーを離しませんでした。



スーパーマリオのやりすぎでヒゲが生えるんじゃないかと思った
ゲームが楽しいのは分かるけれど、さすがにこんなに小さい子が毎日たくさんゲームをするのは、体にも心にも良くないよなぁと心配になっていました。
ゲームは毎日1時間まで!とルールを決めてみたこともありましたが、自分で時間を管理するのは小学1年生の息子にはなかなか難しいようでした。
「1時間たったよ!」
「いつまでやってるの!」
と注意する私も嫌な気分。



せっかくなら、楽しい気分でゲームをやらせてあげたい!
そこで「ゲームをする環境」を工夫してみたんです。
そうしたら、ゲームとの関係がほどよくなり、やりすぎて困るということがほとんどなくなりました!



親子で気持ちがラクになりました。
ということで、本記事では私と同じように
「子どもがゲームをしすぎて困っているお母さん」
に向けて、我が家がやってみて効果のあった「ゲーム環境」のアイデアについてまとめてみました。
- ゲームとほどよい距離をとる我が家の3つのアイデア
- 自分で時間管理をするのに便利なアイテム
- ゲームをするなら親子で一緒がおすすめ!
ぜひこの記事を参考に、ゲーム環境を工夫してみてくださいね。
親子とも楽しい気分で純粋にゲームを楽しんでいただけたら嬉しいです!



ちなみに私は子どもの頃からゲーム大好き!
だからこそ子どもには楽しくゲームと付き合ってほしいな〜
ゲームとほどよい距離をとる我が家の3つのルール【効果あり】


「ゲーム環境」を工夫するときにポイント。それは
ゲームと子どものあいだに距離をつくること
です。(物理的な距離も、心の距離も)
小学校1年生の息子に、ほどよくゲームと付き合ってもらうためには、
「時間ルール」を設定することよりも「ゲームとの距離感」をデザインしたほうが効果的でした。
ここでは「我が家でやってみて効果のあった3つの方法」をご紹介します。
【ゲームルール_その1】スマホやタブレットではゲームをしない


我が家では、スマホやタブレットではゲームをしないことにしています。
これは子どもだけでなく、大人も同じです。
夫も私もスマホにゲームアプリは入れていません。
我が家のゲーム機はNintendo swetichだけです。
スマホやタブレットでゲームをしない理由は、それが
「手に取りやすいから」
です。
スマホやタブレットはゲーム以外の用事でも使うので、手に取りやすい場所に置いてあることが多いと思います。
また、起動しやすいようデザインされているので、何気なく触ってしまうことも多いと思います。
初めは別の用事で使っていたり、特にゲームをするつもりでもなかったのに、
ついゲームをやり出したら止まらなくなってしまった…
ということは大人でもあると思います。
私も以前、息子にひらがなを覚えさせたくてスマホにひらがなゲームを入れていたことがありました。
スマホは机の上に置きっぱなしになっていたので、息子はしょっちゅうそれを触りたがり、一度やり出すとなかなかやめることができませんでした。
周りでも、お出かけ中や公園で遊んでいるときに「お母さんスマホ貸して」とゲームをやりたがる子はをよく見かけます。
せっかくお出かけしているのにもったいないなぁと思います。
すぐ手に取れる場所にあると、自制できないのは大人も子どもも同じです。
初めから
スマホ・タブレットではゲームはしない
と決めることで、ゲーム以外の楽しいことに目を向ける機会はぐんと増えると思います。
【ゲームルール_その2】Nintendo switchはテレビ接続モードだけ


我が家では、Nintendo swetichも「テレビモード」だけで使うことにしています。



「携帯モード」や「テーブルモード」では使ってないよ
理由はふたつ。
- テレビモードは起動するまでに少し手間がかかるから
- テレビモードはゲームとプレイヤーとのあいだに距離があるから
【テレビモードおすすめの理由その1】ゲームの起動に少し手間がかかるから
テレビモードは、ゲーム機をセッティングする必要があるので、携帯モードに比べると起動するまでに少し手間がかかります。
特にうちはNintendo swetichは出しっぱなしにせずに毎回片付けているので、
子どもが一人で接続しようと思うとちょっと億劫になるようです。
これで、「ゲームをやりたい」という初動が激減します。
もちろん、Nintendo swetichの携帯モードやテーブルモードは素晴らしい機能です。
「どこでも遊べて」「簡単に起動できる」ことはプレイヤーからすれば大きなメリットでもあります。
ですが携帯モードの「簡単に起動できる」という点は、スマホやタブレットと同じで、
すぐに手にとれる
という手軽さがあります。
ついつい触りたくなるようにデザインされているのは、スマホの設計と同じです。
手持ちぶさただから、なんとなくゲームをやってしまう
ということが増えるようにデザインされています。
switchをテレビモードに限定することで、
「本当にゲームをしたいときにだけ」
ゲームを起動するようになり、無理なくゲームとの距離をおけるようになりました。



新しいソフトを買ったときは、どんな状況でもやりたがるんですけれどね〜
【テレビモードおすすめの理由その2】ゲームと子どもとのあいだに物理的な距離があるから


テレビモードをおすすめする2つめの理由は、ゲームとプレイヤーとの物理的な距離を保つことができるからです。
携帯ゲーム機でゲームをすると、ゲーム画面とプレイヤーとのあいだに距離がないので、プレイヤーはゲームの世界に没入してしまいます。
制限時間を決めたところで、現実世界の時間感覚を守ることはなかなか難しいです。
ですが、TVモードであれば生活空間が目に入ります。
- お母さんが洗濯物をたたんでいたり、ご飯の用意をしているのが目に入ったり
- 誰かが「そろそろテレビ見たいから代わって」と言ってきたり
自分の都合で好きなだけゲームをしているわけにはいきません。
そして「今すぐゲームをしたいな」と思っても、テレビモードに限定していれば、すぐにはできない場合もあります。
- 誰かがテレビを見ていたり
- お兄ちゃんが勉強をしていたり
- 赤ちゃんがお昼寝をしていたり
そのくらいの距離感がちょうど良いと思うのです。
それにゲーム画面とプレイヤーとの距離を保つことは、
視力や姿勢のためにも良い
ことだと思います。
ゲームプレイを「テレビモード」に限定することで、生活にゲームをほどよく取り込むことができ、プレイしすぎて困るということが防ぎやすくなります。
テレビモードしか使わないなんてナンセンス!という気持ちも分かります
とはいえ、せっかく「携帯モード」や「テーブルモード」があるのに、それを使わないなんてナンセンス!という考えもあると思います。



「switch」なのにスイッチしないの?!とよく言われます(笑)
車でお出かけのときや、食事にいくときの暇つぶしに「携帯モード」で持ち歩きたいというお気持ちもわかります。
けれどそこはあえて、
「せめて小学校低学年のうちは、テレビモードだけでプレイすること」をおすすめしたいです。
「携帯モード」でどこでも遊べるとなれば、お出かけのときにも持っていきたくなる気持ちは分かります。
けれどせっかく家族ででかけていても、ゲームのことばかり考えていては残念です。
外出中に子どもの暇をつぶしたいお気持ちも分かります。
けれど人生には暇な時間が大切です。
特に子ども時代には「ぼんやりする時間」が本当に大切だと思います。



子どもが小さいうちは、ゲームをするなら「テレビゲーム」だけにすることをオススメします。
【ゲームルール_その3】ゲーム機は必ず押し入れにしまう


我が家ではNintendo swetichで遊び終わったら、必ずすべてをケースに入れて押し入れにしまいます。
ドック本体もテレビから外し、ケーブル類を外してすべてのパーツをケースに入れます。
ちょっと面倒くさいですが、これは本当に効果的です。
うちの息子はこの方法にしてから、「なんとなくゲームがしたい」ということがなくなりました。
ゲームをしたくなるのは、「新しいソフトを買った直後」と「暇な週末」だけになりました。
- 視界からゲーム機がなくなる。
- 手に取りづらい場所にある。
というだけで行動が大きく変わりました。



ただ「遊び終わったら片付ける」というだけで、
ゲームやりすぎなくなった!
ゲーム機本体をテレビに接続したままにしたり、テレビの下に収納している方は多いのではないでしょうか。
これでは視界に入りやすいので、なんとなくゲームをやりたいという機会が増えると思います。
「ケースに入れてしまう」ことで、ゲーム開始までのステップを増やしてみてください。
それだけでごく自然に、ゲームとのほどよい距離がとれるようになると思います。
小学生が自分でゲーム時間を管理するのに便利なアイテム


ゲームと子どもとの距離感をほどよくデザインすることも大切ですが、
「ゲームをする時間」を自分で管理できるようになること
も大切ですよね。
とはいえ、小学校低学年の子どもに「ゲームは1時間までね」と言ったところで、自分の力で守るのはなかなか難しいです。



そもそもゲームをしていると、いったい何時から始めたのか忘れてしまうらしい…
我が家でも、キッチンタイマーを使ってみたり、私が「そろそろ時間だよ」と声をかけたりしていました。
ですがそれだと、急に終わりがきてしまうので
「あーーー!!!もう終わりかーーー!!!」
といつもものすごく不満そう!!
私も自分がゲーム好きだったので、ゲームの途中で終わらなければいけない不満はわかります。
そこでオススメなのが、こんなタイマー。
これだと、残り時間が目に見えて分かるので、自分で「もうそろそろ終わりだなー」と時間感覚を養うことができます。
ちなみに我が家では、時間がきたら「はい終わり!」ではなく、ゲームのタイミングで終わることが難しい場合は、すこし延長することもあります。
時間の決め方については、親が一方的に決めるよりも、
親子で相談して子ども自身が決める
のが良いと言われています。
自分が決めたことには責任がともないます。
人に決められた約束よりも、自分で決めた約束は守ろうという意志が働きやすいです。
ですが経験の少ない子どもには、自分で時間を決めるということはなかなか難しいかもしれませんね。
そういうときは「お母さんは毎日1時間くらいがいいと思うよ」とヒントをあげると考える目安になるかもしれません。
とりあえず決めてみて、様子を見ながら親子でいろいろと試行錯誤するのも良いと思います。



その場合、親が子どもをコントロールしようとしないことも大事!(私やりがち)
子どもが自分で時間を管理できるように、親子で少しずつ成長していきましょう。
小学生のうちは家族でゲームをするのがオススメ


我が家では子どもが小さいうちは「ゲームは家族と一緒にする」ということもルールのひとつにしています。
ですので息子がひとりでゲームをすることはほとんどありません。
だいたい夫か私のどちらかと一緒にプレイします。
ごくまれに、息子がひとりでゲームをすることもありますが、「家族と一緒にする方がだんぜん楽しい!」そうです。
ゲームを家族と一緒にする、ということにはこんなメリットがあります。
- ゲームとの付き合い方について一緒に考えられる
- 親子で楽しめて思い出になる。



ゲームを子どもまかせにしないで、親も関わってみると、見えてくることがたくさんありますよ。
【家族でゲーム_メリットその1】ゲームとの付き合い方について一緒に考えられる


そもそもですが、ゲームって本当に面白いです。私も大好きです。
子どもの頃からたくさんやってきましたし、今も好きです。
だからこそ分かるのですが、小さい子どもが自分の力だけでゲームを管理するのはなかなか難しいことだと思います。
時間の感覚もまだ身についていないので、一方的に



そろそろやめなさい!
と言われても納得がいかないこともあると思います。
特にお母さんの中にはゲームをしない方もおられますし、「ゲームは良くないものだ」という不安から、一方的に制限するケースもあると思います。
子どもは「理解してもらえない」と不満に思うかもしれません。
ゲームを家族ですることで、ゲームに対する理解も深まります。
- ゲームのいったい何が面白いのか
- どの程度を越えれば体や心に良くないのか
- ゲームの進化にどう対応していけば良いのか
などを、一緒に考えることができます。
大人も一緒にプレイしながら



「そろそろ疲れたからやめようか」「続きは明日にしようか」
と、ゲームとの付き合い方を一緒に考えていけば、子どもも適切な感覚や時間管理の力を養っていくことができるのではないでしょうか。
我が家では
「RPGは2時間くらいしても疲れないし、そのくらいしないと遊んだ気がしないなあ」とか
「パズルゲームやアクションは、30分ごとに休憩したほうがいいなあ」とか
ゲームによっても適切なプレイ時間が違うことに気づきました。
大人の意見で「ゲームは良くない」と決めて時間制限を押し付けるのではなく、一緒に実践しながらゲームとの付き合い方を考えていけるといいですね。
【家族でゲーム_メリットその2】親子で楽しめて思い出になる。
子どもの心を開くために大切なことは二つあると言われています。
- ひとつは「耳を傾けて子どもの話を聞くこと」
- もうひとつは「子どもの興味のあることを、一緒になって楽しむこと」
だそうです。
自分が楽しんでいるものを、親も一緒になって楽しんでくれる、というのは子どもにとってとても嬉しいものです。
ぜひ子どもが小さいうちは「ゲームは家族でするもの」と思って一緒に楽しんでみてください。



親が一緒に楽しんでくれたことは、きっと子どもの心に残ります。
私が小学生の頃のゲームの思い出
私はファミコン世代なのですが、子どもの頃よく父や妹と一緒に思いっきりゲームで遊びました。
みんなでわいわい言いながらゲームをするのはとても楽しかったです。
時間制限などもまったくなく、かなり長い時間ゲームをしていたと思います。
けれどゲームが自分にとって悪いものだったという感覚がありません。
それはきっと、
いつも家族の誰かと一緒にゲームをしていたから
だと思います。
楽しくて面白い思い出だけが残っているのです。


けれどこの話には続きがあります。
いつも家族の誰かと一緒にゲームをしていたから、楽しくて面白い思い出だけが残っている
これは小学生の頃の私のゲームの思い出です。
そしてこの状況は、あるときを境に変わってしまいました。
それは…
GAME BOY(携帯ゲーム機)の登場です。
携帯ゲーム機によって、ゲームは家庭というパブリックなものから、プライベートなものへと変わりました。
ゲームを家族ですることがなくなり、自分ひとりで部屋にこもりながらプレイするようになりました。
GAME BOY、DS、PSPなど、いろいろな携帯ゲーム機で遊んできました。
それなりに面白かったと思います。
ですが思い返すと、
携帯ゲーム機でしたゲームにはあまり思い出がありません。
プレイしているあいだは面白かったはずなのですが、あまり印象に残っていないのです。
そして、携帯ゲーム機になったことで、ゲームをやりすぎるようになりました。
ベッドの中でゲームをしているうちに朝までやってしまったり、勉強をしようと思っていたのについつい手にとってしまったり。
携帯ゲーム機が登場して、ゲームとの付き合い方が下手になったと思います。



意志の力だけでコントロールすることは難しかったです。


私がゲームを楽しくプレイしたり、ほどよく時間をコントロールできていたのは、テレビゲームを家族と一緒にしていたときだけです。
携帯ゲーム機を使うようになってからは、
自分の意志で時間をコントロールできなかった
ですし、
楽しい思い出ができたこともありませんでした。
もちろんこれは私だけの経験かもしれません。
けれど私は自分の経験から、
携帯ゲーム機にはできるだけ触れないようにし、ゲームはテレビで家族とする
ということをルール化することをオススメします。
そこを守っておけば、楽しく健康的にゲームと付き合っていけるのではないかと思っています。


我が家のゲーム時間はルールなし
ちなみに我が家では基本的にはゲーム時間は決めていません。
目のためにも1時間くらいプレイしたら休憩、とはしており、タイマーを使うこともありますが、それほど厳密に時間ルールを設定していません。
それでも、
- 「ゲームはテレビ接続のみ」
- 「遊び終わったら片付ける」
- 「ゲームは家族とする」
と決めているので、楽しく健康的にゲームと向き合えていると思います。
たまに雨の週末などに家族で思いっきりゲームを楽しむこともあり、「今日はちょっとやり過ぎちゃったねー」となることもあります。
けれど日常的にやり過ぎているわけではないので、そういう休日も良いかなと思っています。
小学生には「ゲームとほどよい距離を保てるルール」が効果的! | まとめ


我が家のゲームとの付き合い方についてまとめてみました。
我が家のゲームルールは主に3つ。
- 「ゲームはテレビ接続のみ」携帯ゲーム機やスマホ・タブレットではしない
- 「遊び終わったらケースに入れて片付ける」すぐに手が届かないところに置く
- 「ゲームは家族とする」親子で楽しみ親子で考える
小学1年生の息子がいる我が家では、この方法でゲームとほどよい距離感を保てています。
高学年になれば、また付き合い方も変わってくるかもしれませんが、そのときはまた息子と相談しながら考えていきたいと思います。
子どもも親も「ゲーム楽しいね!」って心から楽しめるように、ゲーム環境を工夫してみてくださいね。

