日本生まれの日本育ち。
そんな日本人みんなの共通の悩みに
「 英語をもっと話せたら。」
がありますよね。
そして、自分が親になったら、
「 せめて、自分が無理でも、この子だけでも、英語で苦労してほしくない。」
と思うようになりますよね。
わかります、その悩み。
我が家も、全く同じです。
妻は学生時代にカナダへ1年間留学していた経験から、英語でコミュニケーションが取れる事の重要性を感じた事もあり、
僕は学生時代は国際学部にいたため、基本的に講義は英語だったので、英語が苦手な僕は本当に苦労しました。(今となっては、どうやって卒業できたのかが、不思議です)
そんな夫婦ですから、
「我が子には英語で苦労して欲しくない!」
という想いが強かったのです。
そこで出会ったのが、子供が楽しく英語を学習出来るように考案された【ディズニー英語システム】です。
そして数年間にわたって【ディズニー英語システム】で我が子に英語を触れさせまくった体験談を、この記事では書きました。
【ディズニー英語システム】の教材を購入しようか検討中の親御さんの参考になれば、幸いです。
我が家が買った【ディズニー英語システム】の教材
【ディズニー英語システム】の教材は、フルセットで購入すると、90万円近くします。
ここでまず、親の本気度が試されます。
わかります、この記事を読んでくださってる親御さんも本気でしょうが、ほとんどの方が
「90万円なんか出せるか!!」となりますよね。
そこで、我が家が選んだのは、この2つのセットです。
- 「シング・アロング・セット」
- 「プレイ・アロング・セット」
です。
我が家は、ディズニー英語システム(DWE)を開発したワールド・ファミリー(株)が、市の児童館で説明会を行なっていたので、それに参加して、決めました。
シング・アロング・セット
日常会話でよく使われるフレーズを歌にした、CDとブルーレイを中心にしたセットです。
ディズニー英語システムの教材は色々な種類がありますが、シング・アロング・セットは、
ずっと使い続ける中心的なセットです。
シング・アロング・セットに出てくる歌を中心に全教材が制作されているので、これがないとはじまりません。
色分けされたパッケージごとに文法が入っており、「ブルー→グリーン→ライム→イエロー」と、どんどん難しい文法となっていきます。
シング・アロングの全ての歌を覚えると、日常会話から、高校レベルの基本文法もマスターできるようです。
教材内容のうち、実際によく使うのは、
- 映像で見るブルーレイ:12枚
- 歌のCD:4枚
でしょう。
他にも歌の絵本や、朗読のCDなどありますが、
子供が興味を示さなかったり、親がうながさないと見なかったりするので、結局は使わないと思います。
ワールド・ファミリー・クラブ会員価格
148,000円(税込:162,800円)
一般価格
168,000円(税込:184,800円)
(2022年8月現在)
プレイ・アロング・セット
映像に出てくる親子と同じように、おもちゃで遊んだり親と一緒に触れ合ったりして、体を使いながら英語を学んでいく教材です。
遊びながら、自然に英語が身につくようになっており、中学校の英文法までカバーしています。
詳細は、後述いたします。
一般価格 48,000円(税込:52,800円)
(2022年8月現在)
【ディズニー英語システム】胎教編

ここで、我が家の妻の本気度がうかがえると思います。
我が子がまだ産まれる前から、胎教として、シング・アロングのCDを聴かせ続けました。クラシック音楽ではなく、シング・アロングをですよ。
(もちろん、声かけなどの胎教もしていましたよ(^^;))
妊娠5か月頃になると赤ちゃんの聴覚が発達し始め、おなかの外の音も聞こえていると言われています。
このような記事があります。
生まれたばかりの新生児は、生まれる前から聞いていた音声(母親の声など)を聞いたときのほうが見知らぬ音声を聞いたときよりも活発に脳が働いて、言語や認知に関わる高度な処理をすることがわかっています。
引用:ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所
また、胎児のときに聞いている音声の特徴を、生まれるまでに学習する可能性が高いと考えられています。
このように、胎児はお腹の中にいるときから、言葉の意味はわからなくても、リズムやイントネーションを感じとっているのです。
このリズムやイントネーションは、言語学習において、とても大事になります。
大人でも、言葉の意味がわからなくても、外国の方達の会話が聞こえてくると、「韓国語かな?」とか「中国語かな?」とか、なんとなくわかる時がありますよね。
それは、リズムやイントネーションが言語において、重要な要素を占めているからです。
会話を聞いて、リズムやイントネーションで、どこの国の言葉かをイメージ出来るくらいにです。
また、こんな記事もあります。
ピッツバーグ大学言語学科教授の白井氏は、「リズムやイントネーションの方が個々の音の発音よりも重要だという研究結果が大勢を占めている」と指摘している。関西学院大学大学院応用言語学教授の門田氏も、「プロソディ(リズムやイントネーション)の変化が、母音・子音よりも、音声発話の理解度を大きく左右する」と指摘しているのだ。
引用:The English Club
このように、リズムやイントネーションを感じられるようになった妊娠5か月頃から、英語教育はもう始まっているのです。
という事で、我が家では、まだ産まれる前から胎教として、シング・アロングのCDを聴かせていました。
この時点では、もちろん効果が出ているかは、わかりません。
【ディズニー英語システム】乳児期編
我が家も無事、元気な赤ちゃんを授かり、産まれた瞬間は、

元気でさえいてくれれば、後はなにも望まない!
とか思っていたくせに、しばらくすると欲が出てきて、



そうだ、英語教育をするんだった!
と思い出し、
シング・アロングのCDを子守歌がわりに、


そしてプレイ・アロングのおもちゃに慣れさすために、ぬいぐるみ代わりにそばに置いたり、遊ばせたりしていました。




この時点でも、もちろん効果が出ているかは、わかりません。
【ディズニー英語システム】幼児期編


さて、ここからが勝負です。
乳児期は、吸収するのも早いし、親が与えたものを何も言わずに取り入れてくれます。
ですが、幼児期は、自我が芽生えてきます。(とても順調に成長している証拠ですが)
- 少しずつ親の言葉が理解出来るようになってきたり、
- 音楽にあわせて体を動かしたり、
- 少しずつおしゃべりが上手になったり、
と、ようやく英語教育をするのに、最適な成長段階に来た時には、自我が芽生えて、やりたい事、やりたくない事を、はっきりと主張してきます。
ここでまた、親の本気度が試されました。
子供は好奇心が旺盛です。
英語以外にも、学びたいこと、興味があることが、たくさん出てきます。
そこで、子供が関心のあることに、いかに英語教育をむすびつけ、うまく促せれるかがポイントになります。
ディズニー英語システムは、この点は素晴らしかったです。
プレイ・アロング・セットには、
- ボール遊び
- 動物のぬいぐるみで、ごっこ遊び
- 音の鳴るおもちゃ
- 動かすおもちゃとしての車
- おままごとが出来る食材のおもちゃ
と、子供が好きそうな遊びが出来るおもちゃを網羅しています。


息子は、「英語に関係なく」、このおもちゃで遊ぶのが好きで、ずっと使っていました。
そして、息子が2歳になる頃から、シング・アロング・セットで、CDだけではなく、映像も見せ始めるようにしました。
この映像もよく出来ています。
ディズニーのキャラクターや、カラフルな外国のおうちの光景が、子供心をワクワクさせてくれます。
そして、一度聴いたら忘れないような覚えやすいメロディなのです。
僕はいまだに、気づいたら鼻歌で歌っていることがあります。


この頃になると、ついに効果が表れてきました!
英語の「音」が、「映像」や「動き」と結びついてくるので、
- 僕が「clap your hands!」と言うと、拍手したり、
- 息子が色紙(いろがみ)を見ながら、流暢な発音で「yellow」、「Blue」と声に出していたり、
- 散歩中に靴が脱げた事を親に知らせる為に、「toe」と言ってきたり。(まだ、靴が言えないから、知っている英単語の「つまさき」と言っていたようです)
そうなのです、「聞く」、「伝える」というコミュニケーションを英語で出来るようになってきたのです。
しかも、ネイティブのような「発音」なのです。
少しずつですが、効果が表れてきたのです。英語を浴びせ続けた結果、「英語耳」が出来てきたようです。
英語教育を頑張ってきた甲斐があり、これは本当に嬉しかったです。
ですが、順調なのは、ここまででした。
先にも書きましたが、子供は好奇心旺盛なもの。
プレイ・アロングのおもちゃで遊び続けるのには限界がありました。
子供の成長には、色んな新しい刺激が必要ですから。
そして、同じ映像を見続けるのにも、限界がありました。
そうですよね、画面から一方的に流れてくる英語と、親の愛情がこもった日本語での話し掛け、同じ意味の単語でも、親が普段使っている日本語を子供も使いますよね。
それでも、息子の様子を見ながら、シング・アロングのCDを掛けたり、映像を流したりし続けました。
そして、ついに息子からこの言葉が出てしまいました。
「えいごは、いや!」
効果は出たけど、英語がイヤになりました。
まとめ:我が家は「効果自体は」ありました!
ですが、買う前に、お子さんに合うか、無料サンプルで必ずお試し下さい!!
我が家の場合、妊娠中から3歳頃まで、かなり英語に触れさせ続けました。
そのおかげで、英語を聞き取る「英語耳」は出来ていたようです。
英語の歌を聴いても、僕には聴こえていない音を拾えているようです。
なので、我が家は「効果自体は」ありました!
ですが、結局は、お子さんの性格や好みによるところが、かなり大きいと思います。
どの親御さんも、子供の為を思って、出来る限りの事はしてあげようと思っているはずです。
その親御さんの思いと、子供の好奇心の方向が同じだったり、英語学習自体が好きなら、どんどん英語に触れさせてあげて欲しいと思います。
そして、何にでも好奇心を示し、英語よりももっと夢中になれる事があるなら、英語に触れる時間よりも、その夢中になっていることに、たくさん時間を使えばいいかな、と思います。
親の思いも大切ですが、「お子さんが何を好きになるかを知るための一つ」位の思いで、英語教材を検討してみるのは、いかがでしょうか?(そうでないと、「えいごは、いや!」と言われた時のショックは大きいですよ(^^;))
なので、必ずご購入前に、無料サンプルで、お子さんに向いていそうかどうか、お試し下さいね!
あなたとお子さんが一緒になって、楽しい時間を過ごせるものを見つけられる事を、祈っています。

